第一回 OIC 観光会議へ参加。

2014年6月2日、3日にかけて、インドネシアのジャカルタでイスラム協力会議(OIC:Organisation of Islamic Cooperation)で初めてとなる観光会議「The 1st OIC International Forum on Islamic Tourism 2014」が開催された。

開催地であるインドネシアからは、日本宛に国土交通省坂井学政務官と弊団体へ招待状を届いたため、公務のため参加できない坂井政務官の祝辞を持参し参加した。

OICの観光会議であるため、各国の観光大臣も多く出席し、イスラムミックツーリズムについて様々な協議を行った。

また、ムスリムが日本のように対応がこれからである国に対しての課題をどのようにクリアしていけば良いかも話し合われた。

祝辞を読み上げた後、参加者全員からの拍手がなりやまなかった。

これは日本がムスリムを受け入れる意思があり、イスラムへの理解が進んだことを意味していた。

ABDUL QUDIR KATOは
「今後、日本は観光立国を目指し、様々な国の多種多様な文化を受け入れていくことになる。近い将来に人口の3分の1がイスラム教徒になるという。彼らが日本に訪れたときに安心してハラールの食事やイスラム教徒の受け入れができるように全力で務め臨まなければならない。」
と語る。

会議の後、Rafiuddin Shikoh氏、Shidiqi氏、Sofyan氏、Niqi氏とイスラミックツーリズムに関し対談。

これからイスラミックツーリズムとして、ムスリムが海外旅行へ移動することになる。

ABDUL QUDIR KATOは、
「海外のムスリムと一緒に様々なことを考えることは、大変貴重な体験であり経験値となった。インドネシア観光大臣の配慮に感謝するとともに、副大臣を初め尽力して頂いた皆様に感謝の意を表したい。これから日本への取り組みにも期待して欲しい。」
と話す。

また、Sofyan氏は、
「日本とインドネシアが連携することで、ムスリムへの対応もでき、より一層日本へ行きたいムスリムが増えて行くだろう。日本は魅力的な場所であるため良好な関係を築いて行きたい。」と語った。

【イベント】The 1st OIC International Forum on Islamic Tourism 2014
【場  所】インドネシア ジャカルタ