和歌山からイスラムマーケットへ。

JHCPO イスラムを学ぶ

平成28年10月12日から13日まで、和歌山県内の観光地及び特産品を視察いたしました。視察の大きな目的は、和歌山県とイスラム市場を結び地域への観光並びに地域の経済活性の礎となることであり、世界遺産を含めた観光資源と特産品への素養・知見を養い、国内外のムスリムへ啓蒙し、また経済交流に活かしていくということであります。
県庁内で和歌山県内の観光地域に関する情報を得た後、JA紀の里で和歌山県内の特産品について伺いました。今回は、特産品の収穫時期が合わず、アブダビでの展示会に間に合いませんでしたが、海外への進出には建設的な意見を伺うことができました。

” 紀州南高梅のふるさと、日高郡みなべ町 ”

和歌山県の中部に位置する日高郡みなべ町の”梅”を視察しました。ゆるやかな丘陵地帯が日照時間が長いという梅の生育に適した地域であるとのこと。和歌山県の収穫量のなかでもみなべ町での収穫量は多く日本一の梅の町としても有名な地域です。さらに、梅に関しては、梅の郷ミュージアム「みなべ町うめ振興館」で梅の歴史も含め知見を深めることができます。

和歌山県産みかん 天然果汁100%みかんジュース “熊野の雫”

 

大きな魚の看板が目を引く「とれとれ市場」。地元の方ばかりではなく多くの観光客が訪れる人気スポット。入口を入るとここぞとばかりに並んでいる天然果汁100%の「熊野の雫」。みかん王国ならではの100%果汁を堪能しました。みかん本来の甘さが口に広がり、大人から子供まで味わえる一品。種類は、早生(温州みかん)、清見オレンジ、不知火(デコ)の3種類。どれも”これぞ和歌山みかん”とズドンと味わえるおいしさ。イスラム圏の多くのムスリムにも味わってもらいたいジュースです。

お茶を知り、わび、さびを感じる。

 

南紀白浜に緑豊かな小さな里があります。美しい茶園が広がるその里こそ、白浜町川添地域 和歌山代表するお茶として有名な”川添茶”の里です。四方を山に囲まれた川添地域は品質の高い美味しいお茶つくりに取り組んでいます。今回、中東へ「和歌山のお茶」を広げるべく、JA紀南に伺いました。そこで、”お茶”を試飲させて頂きました。同じように見えるお茶にもそれぞれ入れ方があり、各それぞれに味わい深く、また違った味であることに日本人ながら「お茶のことを何も知らない」と痛感させられました。また、丹精込めて栽培された和歌山の川添茶を世界へ広めることで日本のお茶が世界へしっかりと認知されるように活動していきたいと思います。

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